• 「スポーツエールカンパニー認定制度」とは

スポーツ庁が「働き盛り世代」のスポーツ実施を促進し、スポーツに対する社会的機運の醸成を図ることを目的として、従業員の健康増進のためにスポーツ活動の促進に積極的に取り組む企業を認定する制度です。

「スポーツエールカンパニー」の認定を、通算して７回～９回受けた企業はシルバー認定の対象となり、当社は７年連続の認定により、今年度から対象企業となりました。シルバー認定は「スポーツエールカンパニー2024」認定企業1,246社のうち、57社が取得しています。

• 当社が従業員の健康増進に取り組む背景

当社は、企業理念である、全てのステークホルダーの「生きがい創造」を実現するうえで、従業員が起点であることが重要と考えています。そのために当社は「ルネサンス健康経営宣言」を制定し、従業員が最大のパフォーマンスを発揮できるように、従業員に向けてスポーツ活動の支援や促進等、人的資本への投資を重視した経営に取り組んでいます。

• 従業員の健康増進の具体的な取り組み

①在宅勤務の従業員に向けた運動機会の提供

在宅勤務の従業員の運動不足解消を目的に、時間や場所を問わない「オンラインレッスンサービス」を受講できるプログラムを、福利厚生の１つの取り組みとして提供し、健康二次被害の予防に取り組んでいます。

 また、休憩時間を最大2時間取得できる制度を導入することで、在宅勤務の中でも、運動の実施や家族と過ごす生活に寄り添った働き方を支援しています。

②運動と食事の健康スコアを全従業員が競い合う健康づくりイベントを開催

全社に健康づくり風土を醸成することを目的に、日々の『運動』と『食事』の取り組みをアプリに入力し、職場別、個人別に「健康スコア」を競い合う健康づくりイベントを定期的に開催しています。

また、「健康になること自体が何よりのインセンティブ」として、"優秀職場"、"優秀スタッフ"の健康行動を、他の従業員の範となる取り組みとして、社内ブログに公表し、その成果や健康づくりの取り組み内容を表彰しています。

本イベントの実施を通して、期間中の従業員同士のコミュニケーション量や、運動だけでなく食事や生活習慣の改善に取り組む従業員が増加しました。

③社長はじめ、経営層も参加する「スポーツ倶楽部」活動の継続的な実施

「スポーツ倶楽部活動」は、本社勤務者の運動実践の場をつくることを目的に2010年より開催しています。社員自らがインストラクターとなり、本社従業員に対して運動プログラムを提供しています。

コロナウイルスの影響によって対面での実施が困難になったことをきっかけに、2020年からは、本社でのレッスンをライブ配信し、自宅にいても参加できるハイブリッド型の倶楽部活動を展開しています。

本取り組みによって、従業員同士のコミュニケーションのきっかけを創ることができるなど、副次的な効果もありました。また、社長自らが積極的に参加する姿勢を見せることで、従業員の健康づくりの推進につとめています。

これらの取り組みによって、従業員の運動実施率は年々増加傾向にあります。

1週間に2回、1回当たり30分以上の運動を実施している従業員の割合は2022年度の64.0%から2023年度は67.1%となりました。

当社は、従業員を含めた全てのステークホルダーの皆様の「健康づくり」を推進することで、長期ビジョンである「人生100年時代を豊かにする健康のソリューションカンパニー」を目指してまいります。