１．「東京都スポーツ推進企業認定制度」とは

「東京都スポーツ推進企業認定制度」は、東京都オリンピック・パラリンピック準備局が、「従業員が行うスポーツ活動の支援や促進に向けた優れた取り組みを実施している企業」や、「アスリート・団体・大会への支援等、スポーツ分野での支援を実施している企業」等を毎年認定するもので、2015年度より創設されました。

応募対象は、東京都内に本社・事業所を置く企業、社団法人、財団法人、NPO法人等となります。

２．当社の主な取り組み

■従業員が行うスポーツ活動の支援や促進

当社は、全てのステークホルダーの「生きがい創造」を実現するうえで、従業員が起点であることが重要と考えております。従業員が最大のパフォーマンスを発揮できるように、健康経営の推進、ダイバーシティ＆インクルージョンの推進、働き方の見直し等、積極的な健康づくり支援と組織的な働き方改革を尚一層推進し、人的資本への投資を重視した経営に取り組んでおります。

従業員に向けた健康経営の具体的な取り組みとして、安全安心に利用できる自社のスポーツクラブの利用促進や自社保有のオンラインレッスンサービスを通した運動機会の提供など、場所を選ばない健康づくりのサポートを、継続して実施してまいりました。

その結果として、従業員の運動実施率※がコロナ以前の2019年度と比較して、2022年度は増加したという調査結果が出ました。

※1週間に2回、1回当たり30分以上の運動を実施している人の割合

2019年度：60.3%　 2022年度：64.0%

■様々なステークホルダーに向けたスポーツ活動の支援

当社では、自社スポーツ施設の地域への開放や施設を介さないオンライン上でのフィットネスの提供を通じて、子どもからシニアまで、幅広い世代の心身の健康増進に取り組んでおります。また、疾患や障がいのある方に対する運動支援なども実施しています。

・学校の水泳授業の受託

小中学校の水泳授業における民間スイミングスクールの活用において全国的に水泳授業を受託し、子どもの水泳学習の機会確保及び学校や教員の負担軽減等の学校を取り巻く課題解決に向けて取り組んでいます。

・乳がんサバイバーに向けたオンラインレッスンの無料提供

10月のピンクリボン運動の強化月間に合わせ、乳がんを経験された方や乳がんの治療に取り組む方を、フィットネスを通じて応援するイベント「乳がんサバイバーのためのヨガWEEK／オンラインフィットネスフェス」を開催いたしました。

・障がい児、障がい者に向けたスポーツイベントの実施

スポーツクラブ ルネサンス・イオンタウン吉川美南と一般社団法人チーム・アダプテーションの主催で、地域の皆さまに向けた、障がいのある方と一緒にコミュニティベントを開催いたしました。